ゲージの大切さを実感💦

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L’atlier de H です。

ニッターの皆さん、今更ですが作品を編む前にゲージってちゃんととっていますか???

ゲージってそもそも何???

編み物本、海外の英文パターンなどにもほとんど記載があります。
標準的なのが

メリヤス編みで○目 x ○段(10cm四方)

ですね。

『10cmの正方形の中に横に○目、縦に○段の編み目』のメリヤス編みを編む

ということ。。。

「メリヤス編み」が「ガーター編み」だったり「ゴム編み」、「模様編み」だったりします。

編む作品によりますね。

ゲージ表記
ゲージ表記

これは私の編み図の抜粋なのですがこんな感じ。
*メリヤス編みですm(__)m

このサイズに合うように編むと、記載サイズに書かれたサイズに編むことができますよ!
ということです。

そのゲージに合わせるのに適合した針の号数も掲載されています。

もちろん、指示通りに編むと、ほぼサイズ通りに出来上がるよ〜♪の目安になります。

ただ・・・・

皆さん、手加減はいろいろです。

ゆるい人もいればきつくなる人もいます。

同じ号数の針で、同じ糸を使って同じ作品を編んでも大きさが違うこと、あります。

  • Mサイズで編んだはずなのに小さくできてしまった💦
  • Mサイズで編んだはずなのに大きくできてしまった💦

針も種類によってはゲージが変わりますよ。

これは私の場合ですが

竹製の針を使うとすべりにくいせいか金属製の針を使うよりもきつくなります。
同じ号数の針でも・・・です。

で、今編んでいるセーターなんですがゲージでかなりてこずりました。

Festive Doodle by Caitlin Hunter
Festive Doodle by Caitlin Hunter

Festive Doodle by Caitlin Hunter

お気に入りデザイナーさんの1人なんです。

可愛いデザインが多くて世界中のニッターさんにもとても人気です。

元々、ケイトリンさんのゲージは少し緩めかな〜とは思っていたんですが・・・
このデザインは半端なく緩かった💦

糸は中細程度の糸で大体4〜5号針で私はメリヤス編みで「30目 x 34段」程度のゲージ。

なんですがこちらのパターンでは

6〜7号サイズの針でメリヤス編みで「22目 x 32段」のゲージ。

指定針ではとんでもなく無理でこのまま編んだらせいぜい子供用にしかならない💦💦

ゲージを測るために何度もサンプルを編み、水通しして仕上げ後のサイズを測ること数回。。。

針の号数を上げてもやっぱり合わない😭

どうするべきか????

こうなったら自分のゲージをベースにして適合サイズからゲージを計算するしかない💦💦

つまり、、、、

Festive Doodle in Progress
Festive Doodle in Progress

出来上がりサイズは「XS」サイズ
編み図のサイズは1サイズ大きく「S」サイズ

サイズが大きいと当然目数も多くなります。

多くなるけど元々ゲージがきついので小さく出来上がる

つまり1サイズ小さくなる〜という計算。。

1サイズの調整でゲージがなんとか合いました。

で、ほぼ身頃が完成間近のところまで来ています。

Festive Doodle in Progress(その2)
Festive Doodle in Progress(その2)

可愛いです❤️

途中、何度も試着しましたよ。

改めて「ゲージ、ちゃんととらないとなー」と実感した作品。。。

レッスン時もウエアを編む時は必ずゲージの話をします。

すでに編み始めているケースもありますが💦

ショールやスヌードなどは少々ゲージが合わなくてもなんとかなります。
(ゆるい場合は糸の残量が気になりますが・・・)

編みぐるみもそうかな???

ただゲージをとることを習慣にするとご自身のゲージがどんな感じなのか把握できるし、把握できていると(ゆるい、きつい)、

『私は手がゆるい(きつい)から本の指定された針よりも細い(太い)針を使った方がいいよな〜』

など、ざっくりとでも調整することができます。

計算までとは言わないまでもこれでも十分だと思っています。

皆さん・・・

あなたのゲージは「きつい?」「ゆるい?」

ちょっと気にしてみませんか????

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