英文の編み図ってどんなもの?〜その2〜

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L’atelier de H です。

先日のブログで英文の編み図のお話を少しさせていただきました。

英文の編み図ってどんなもの?

基本的には日本の編み物本に載ってるような図はあまりなく、文章の羅列がほとんどです。

英文編み図は文章表記が多い
英文編み図は文章表記が多い

文章主体で細かく記載されているのでページ数が20ページを超える物もあります。

ちょっとびっくりですね❗️

私の販売している編み図は文章のみもありますが詳細の図を表記した物もあります。

靴下などは文章だけだと少し物足りなさを感じでいるので両方を記載しています。

それでも5 – 6ページでしょうか???

これはデザイナーさんの個性も表現されているのでパターンの表記も様々💦

また私が日本語と英語のパターンを販売するように例えばスペイン語を母国語としている方が英語のパターンを出すこともあります。

またかぎ針編みだとアメリカ表現、イギリス表現で同じ「細編み」でも書き方が全く違った物などもあります。

文章って案外大変💦 難しい💦

そういう訳ではないんですが・・・・

例えば・・・・

ガーター編み(往復編みの場合)
ガーター編み(往復編みの場合)

このような編み図だと慣れているのでわかりやすいかな????

ただこれが文章の表記になると↓↓↓

1 – 12段目:全て表目12目。

あるいは

ガーター編みを12段編む。

となります。

たった1行で終わります。

これが英語に変わると

Row 1 – 12 : All K12.

あるいは

Work 12rows in Garter st(stitich).

となります。

「Work」ですが文章パターン内では「編む」となります。

「Work」って「作品」という意味もあります。
なので「作品を仕上げる」っという意味合いで使われているのだと思います。

間違っても「働く」とは訳さないでねm(__)m

ガーター編み(輪で編む)

今度は輪で編む場合です。

輪の場合は1方向ですので編み図ではいつも右から左に見るようにします。
これを文章にした場合

1段目:表目12目。
2段目:裏目12目。
3 – 12段目:1 – 2段目をあと5回繰り返す。

となります。もっと簡単に

ガーター編みを12段(周)編む。

でしょうか?

段(周)としたのは輪で編むから。
この場合は周(Round)になるので英語だと表現が変わります。
よってこれを英語で表記した場合、

Rnd 1 : Knit 12.
Rnd 2 : Purl 12.
Rnd 3 – 12 : Repeat “Rnd 1 – 2” five time more.

あるいは

Work 12rounds in Garter st(stitich).

と、なります。

文章の方がシンプルですよね。
わずか数行ですんじゃいます。

でもね・・・・

図の表示がないことで出来上がりのイメージがしにくいというのもあります。

文章パターンって読んでいってその通りに編めば作品が出来上がるようになっています。

ただ出来上がりのイメージが沸かないので

「今、どこを編んでいるんだろう???」

道に迷うこともしばしば💦

ですがこれも慣れです。

最初を思い出してください。

編み図の見方も分からず本を買って見たら

編み図って????

ってことがあったと思います。

でもそれを克服して編み図を見て編むことができるようになりましたよね???

それと同じです。

文章編み図も慣れてしまえば大丈夫!
ある程度イメージもできるようになります。

文章パターンの読み方、コツなどもレッスンにてサポートさせていただいています。

文章パターン、英文パターンを使って編み物したい!

もしよろしければレッスンにご参加して見ませんか????

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